地域に必要とされる「愛里苑」を目指して。
リハビリテーション科 理学療法士
赤羽根 誠
勤続
34年
訪問リハビリテーションの必要。
施設や病院のリハビリで状態が改善されても、自宅に戻ると状態が悪くなってしまう、在宅復帰後のリハビリに課題を感じ、制度が確立する前から「訪問リハビリテーション」に取り組んでいます。週に1回の訪問リハビリは、いつまでも「望む場所に住み続けたい」と言う想いを叶えるお手伝いです。同じグループ病院である札幌秀友会病院が急性期リハビリテーションを確立したように、課題を感じ自ら行動する風土が根付いていると思います。
施設ではなく、
地域で働く実感が大切。
当別町は訪問診療が少なく、ご自宅では家族が看取りに立ち会うことが難しい地域です。東京に住んでいる息子さんや娘さんに看取ってほしいという希望を叶えるため、愛里苑ではご家族が施設に宿泊し最後を一緒に過ごす環境を整えています。地域で暮らす方とそのご家族がよりよく生きるために、窓口となる支援相談員やケアマネジャー、小さな変化にも気づく介護福祉士や看護師、ご自宅に訪問するリハスタッフ、全ての職種が当別町に役割があります。在宅復帰も看取りも、地域に在るべき姿を目指した結果、愛里苑は「超強化型老健」になっています。
- インタビュー内容は、取材当時のものです。